pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

フェイブルマンズ

スピルバーグの自伝的映画とのことです。 最も面白かったのは最後おサボりパーティでの映像発表で、クラスの人気者を完全無欠のように撮ったことが当人から非難されたところ。その人気者は、簡単にスポーツ万能になったわけじゃない!と涙を流します。そして…

偶然の散歩 森田真生

読みました。 森田さんの語り口が大好きです。 いかに早く多くの情報を取り入れるかが競争になる現代社会。しかし、森田さんの本を読んで、ふと気付かされることが多くあります。 人といるからゆっくり歩くことができる。 これは、森田さんがお子さんとの関…

耳をすませば

観ました。 アニメが好きな人にはお勧めしません、できません。 半分くらいはアニメの劣化実写化で、むしろなくてよかったのでは?とも思ってしまいました。 大きくなった雫(しずく)の社会人としての悩みがありきたりで、広い視聴者層を狙ったのかもしれま…

地平線の相談

面白かったです。 歳が離れていても話が合う二人。 これからは、年齢や住む場所などがますます関係なくなり、個人同士が繋がり合う時代、ということを述べておられました。 これは、従来の年代のつながりがなくなったのではなく、つながりが変容するものであ…

Blue Giant

観ました。 とにかく演奏の部分がすごいです。映画館で見るべき作品だと思いました。 原作を読んだことないのですが、ストーリーというよりも演奏。 映像自体はスラムダンクっぽいCGを使っているのですが、正直不自然。マシーンが動いてるみたいで萎えました…

大和路四季の花 入江泰吉

入江泰吉は何十年も奈良を取り続けた写真家です。 入江さんの奈良に関する記述は奥深く、美というのはパッと目に見えるものではないものであることをあらためて教えてくれます。見える人にこそ見えるもの。あるいは見ようとする意思のある者にふと立ち現れて…

THE FIRST SLAM DUNK

タタール人の砂漠

読みました。 タタール人というものがおり、それが攻めてくる。それを目撃する第一人者でいたい、という主人公。ついに、それを見ることはなく、異動させられ、死んでしまいます。それだけを生き甲斐にして生きた人生。 この本を読んで、この本全体が一種の…

悲しみの秘義 若松英輔

読みました。 ぼくにとっては、とても大切な言葉がたくさん書かれている本でした。そのやさしく悲しい語り口がとても美しく、こういう感覚を言語化し共有できることに感銘をうけました。たぶん、それは、ひとつひとつの言葉をだいじに扱ってきた人だからこそ…

ある男

観ました。 小説は過去に読んでいるので、映画を見た感想です。 小説と映画でメッセージの重みづけのポイントが変わっていると思いました。小説を読んだ時、ぼくがおもったのは、 人を愛するのに過去は必要か? 愛する側としては必ずしも必要ない。現在のそ…

僕たちのチームの作り方

チームビルディングに重要な1on1の活用とチーム構築効果について説明されています。同時に1on1に臨むスタンスも解説されています。そのスタンスというのはつまるところ、1on1をとおして「根回しをする」ということです。 例えば、全体会議の作り方につ…

生きる Living

観ました。 黒澤明の名作、「生きる」をカズオイシグロがリメイク。 と言っても。そのオリジナルを見たことがないので、比較はできません。 あらすじは、余命半年を宣告された主人公が、これまでの繰り返しの役所生活から、何かを成そうと心が変化していく。…

女二人のニューギニア 有吉 佐和子

読みました。 有吉佐和子さんの小説を読んだことのない人でも紀行ものとして純粋におもしろいです。有吉ファンであってもなくても楽しめます。 時は1969年。パプアニューギニアが独立国となる前の文字どおり未開の地。そういった場所での人々の生活や言葉な…