pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

女二人のニューギニア 有吉 佐和子

読みました。

有吉佐和子さんの小説を読んだことのない人でも紀行ものとして純粋におもしろいです。有吉ファンであってもなくても楽しめます。

時は1969年。パプアニューギニアが独立国となる前の文字どおり未開の地。そういった場所での人々の生活や言葉など、それだけでも十分におもしろいが、それを面白く読ませるのが、二人の凸凹なキャラクター。長年ニューギニアで調査を行っている畑中さんの豪傑ぶりが、旅をどんどん前に進めてくれます。

そして、旅が終わったことを実感するのはすべてが終わった時、とそれくらいの無我夢中の大冒険を体験することができます。