2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
読みました。 読み易く、面白かったです。 グングン引き込まれて次へ次へと読まされるのですが、文章の筆致というのでしょうか、地の文はすごく端正というか落ち着いていて、雑ではない、そんな筆者の丁寧に描写しようとする意図がすごく感じられます。 それ…
読みました。 これを中高生の時に読んでいたら、勉強することが何かで迷わなかったと思う。ぼくは勉強していてもな「なんでこれをしてるんやろう?」と思いだしたらそっちに行ってしまって、今やっているのが何に役に立ちうるのか、どう社会に適用できるのか…
読みました。 僕は割に吉本隆明って人が好きで、難しいと言われているそうなのですが、自分にとっては全くと言っていいほど、わからない部分はないと感じます。もちろん、それは自分の思い込みだったりして、わかっていない部分もあるのだと思うけどちょっと…
読みました。 幡野さんは写真家だそうですが、がん患者でもあるそうです。そんな幡野さんが日本中から寄せられる質問に自分なりに応えている本です。ただ、写真家だから、がん患者だからというところから本書を読むと大事なことを見落としてしまうと思います…
よみました。 城山さんは戦中派(10代の多感な頃に終戦を迎えた世代)です。これまでの常識がひっくり返る、という非常に稀有な体験をされている世代と考えることもできて、この世代の方の特徴として、「自分で考え抜く」ということがあると思います。それは…
よみました。 自分が何をしている人間なのか、話さないと伝わらない。ただ、話したところで、正しく伝わるわけでもないし、誤解されることもある。だからと言って、何も言わなければ何も始まらない。とすると、誤解は恐れず、おもったことを言わねば、となる…
よみました。 なにかドラマチックなことが起きるわけではない、だけどぐいぐいとひきこまれ、読みながら終盤にはしらずしらずに心臓の鼓動が早くなっていました。それは、居る、ということがどれだけはかなくて、難しくて、脆いかをひしひしと感じ、居ること…
すごくライブ感のある本でした。1~2時間あれば読み終われてしまいます。 とはいっても中身はすごく凝縮されていて、ズバッと核心をついて、その熱量が伝わってきます。 一番面白いとおもったのは、カリスマやすべてをひっくり返してしまうような形のリー…