pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ハジの多い人生

読みました。 岡田育さんという方のエッセイ集です。 本名は岡田育子さんですが、こういう活動をしている時のお名前は子をとって名乗っているとのこと。 名前についてのお話もこの本には書かれています。 この本のハジというのは恥では無く、端の意味。 いわ…

男は語る アガワと12人の男たち

読みました。 阿川佐和子さんのインタビューです。いろんな作家さんたちにお話を聞き、それぞれの考え方や哲学を掘り下げていきます。インタビュー時期自体はかなり前のようで、今では人から話を聞くプロである阿川さんも、色々試行錯誤されていたところが正…

真贋(吉本隆明)

読みました。 短い論考をまとめたもの。 短いけれど、それぞれ真に迫ったことが書かれていると思います。 いろんなジャンルのことについて書かれていますが、なぜ本を読むのか、特になぜ文学を読むのかについては興味深かったです。 指摘されているのは、文…

心とお話のゆくえ

読みました。河合隼雄さんの本は読むたびに改めてそうだよなぁと思わせられることが多いです。 だいたい頭ではわかっていることであっても河合さんが言うとなんか説得力があるのがすごく不思議です。 落とされたと落ちたの話は面白かったです。 落とされた、…

意識のリボン

読みました。綿谷りささんの短編集です。 どれもおもしろかったのですが、「こたつのUFO」が好きだったかな、と思います。 一人の頭の中の思考をずっと覗いているような文章でした。 一人で脳内会話しているのですが、それが退屈ではなく、ずっと読めてしま…

パーマネント神喜劇(新潮文庫)万城目学

読みました。 神様の世界という、普段は除けない世界を 覗かせてもらった気がしました。そんな神様の世界も完璧でなく、上下関係があったり、評価にあたふたしたり。 そんな神様たちも人間の行動に驚かされたり、感心したり、神様の世界もこんなのかぁと想像…

緊張をとる

皆さんは、大事な緊張するでしょうか?ここ一番の会議でのプレゼン、失敗の許されないプロジェクト、などなど。 本書では、いろんなエクササイズを通じて緊張するとはなにか、どうすれば緊張しない境地にいくことができるかということが、ドラマ仕立て、対話…

京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ (朝日文庫)

読みました。 おもしろいです。京都の雰囲気なんかが身近な人にとってはより面白いのではないでしょうか。 総長なのは知っていましたし、ゴリラの人だな〜とは思っていましたが、どんな風に過ごされてきたのかは知らなかったので新鮮でした。 本書ではゴリラ…