pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0 (PHP文庫) 橘 玲

会社の労働環境、条件、将来の姿、現状分析とその理由等、勉強になる点がたくさんあります。 日本の雇用条件、特に正規と非正規の違いはもはや差別的な階級制度であり、どれだけ非正規雇用の扱いがどうなっているか、という点は不勉強ながら想像を超える非人…

集中力はいらない (SB新書) 森 博嗣

そのとおりだとおもうことがその通りに書いてあります。 でもそのとおりにすることが難しかったりもする。 それを言葉にし、行動できているのが森さんの面白いところです。 相変わらずのブレなさが読んでいて清々しいし、少しでもこのような要素を持って生き…

考える教室 大人のための哲学入門 若松英輔

考えるとは何か。改めて「考えて」みるとそれは具体的な言葉になかなかできない、という方も多いかもしれません。また、自分では考えているとおもっていても、実は過去の経験や知識を基に反応している、あるいは選択しているだけ、という場合も多いのではな…

僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回 (森田 真生)

読みました。 森田さんは独立数学者です。 森田さんの紡ぐ言葉はどこか詩的というか、客観的に描写しているにも関わらず輪郭が優しく、それでいてなかなか言語化がこれまでされてこなかった感覚的な部分を丁寧にかつフレッシュな形で切り取るような感じがし…

絵を描きたいあなたへ 道具の選び方からスケッチ旅行のノウハウまで 永沢まこと

おもしろかったです。 永沢さんは風景を中心にさまざまな作品を発表されていましたが、先日亡くなられたそうです。 画家になるまでの悩みといった人生の選び方がとても印象に残りました。他の本も読んでみたくなります。 なかなか真似のできることではないと…

現代思想入門 (講談社現代新書) 千葉雅也

読みました。 とても面白かったです。もちろん表題のとおり現代思想の入門書として読むことができますが、概念を抽象的に構造化して整理して書いてくださっているので、考え方の本として読むこともできると思います。つまり、どこで思考が止まってしまってい…