pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話

とても面白いです。 河合さんの実際に話しているところを聞いたことはありませんが、文字からもなんとも言えない緩さと寛容さがにじみ出ています。 この本を読んで、宮沢賢治と源氏物語を読もうと思いました。 ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話 作者: 河…

下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書)

後半部分の考察は圧巻です。 日本という社会をこれほどまでに言葉で的確に表されていることに驚きを隠せません。 まさに、思っていることを言葉にしてくれた、と感じました。 日本には文化は生まれるが、文明は生まれない。 異文化理解とはなにか。 それは、…

世界一わかりやすい 「公務員」の不動産投資術

1都3県の中古アパートが良いとのこと。 他にも新築中古か、マンションかアパートか、ワンルームマンションかという場合ごとに解説がされており、入門書としてわかりやすいと思いました。 もう少し他の本も読んでみたいと思います。 This book recommends t…

学生との対話 (新潮文庫)

小林秀雄と学生との対話形式となっていますので、小林秀雄入門には最適だと思います。 学生からの質問に対し答えるので、必ずしも質問が面白いわけではないのですが、小林秀雄がその質問の本当の意図は何か知ろうと、質問し返すのですが、この質問がさらに学…

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

いわゆるメモのノウハウを知りたい人には向かないと思います。なので、帯にある「メモ術」というのは正確でないように思います。それ以上に、メモによる効能、そして、ご自身の経験を通じたメモへの熱意が伝わってくるので、 読んで損することはないと思いま…

キネマの神様 (文春文庫)

読みました。 主人公の父親は映画好き。ギャンブル依存症でもあるが、ある日映画評論のブログを始める。これが人気を博し海外からも注目されるように。そして、偽名を使ったアメリカの辛口評論家と、ウェブ上で評論談義を交わす。 本当に映画を愛する人同士…

精神科医が教える 良質読書

読みました。 テレビ等でもよく見る名越先生の本です。 お医者さんなので、読書は好きな方かと思いきや、嫌いとのこと。 自分は読書自体が好きなので、「読まないといけない」という強迫観念や、苦手意識はありませんが、読書の質を高めるという点ではとても…

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(字幕版)

僕はニューヨークに住んだことはありませんが、経験のある方は現地での住まい探しの大変さに共感できるのではないでしょうか? そんなことよりも、引越しを考える老夫婦が、家の売却、引越し先探しを通じて改めてお互いの愛や、大事にしていたものに気づき直…

大金塊 江戸川乱歩・少年探偵4 (ポプラ文庫クラシック)

日本語で江戸川乱歩を初めて読みました。 当時は何かの連載だったのでしょうか?読書少年達を飽きさせない工夫がふんだんに施してあります。例えば、「では、読者のみなさん、・・・」というくだり。次を次をと読みたくさせる文章が挿入されています。 また…

ホモ・デウス: テクノロジーとサピエンスの未来

読みました。人間がどう動物を支配してきたか。 そして、宗教がどう人間をコントロールしようとしてきたか。 また、政治は人間のどういう性質に基づいて今の民主主義的な世界ができあがってきたか。 このような、人間の社会的行動について、過去を整理した上…

多動力(堀江貴文)

堀江さんの本はもうそれ以上要約できないほどに濃縮されているので、ここで改めて要点を述べることは控えます。 ただ、その中でも面白いとおもった点。 本の中に「Just do it」というコーナーに、TO DOみたいなまとめをしてくれています。 そこにはよく、「…