pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

劇場(又吉直樹)

よみました。 まず、面白いと思ったのは、この本を書くのにとても時間がかかった、ということ。第一作となる「火花」と同時に書き始めたそうですが、火花の執筆は1年程度だったそうです。これに対し、劇場は2年以上を要したそうです。通常、本は、例えば、10…

奇跡の人(原田マハ)

読みました。 ヘレンケラーのwaterを知るまでの話を、舞台を日本に移し、作者のオリジナルストーリーも加えたもの。 原作となる話が感動的なものであることはいうまでもないのですが、作者のアレンジによって全く違う作品になっていると共に、日本に設定を変…

官僚たちの夏(城山三郎)

読みました。 官僚と聞いて、皆さん何が思い浮かぶでしょうか。権力、金、天下り。頭のいい人が集まって悪いことしている、そんなイメージが思い浮かぶかもしれません。 この本は、官僚が憧れの職業だったころ、そして、国を創るという気概に満ちた時代の話…

深夜特急4(沢木耕太郎)

読みました。 旅に行くとき、旅に関する小説を読むと、その旅が仕事だとしても少し気分が上がります。それは、移動するというのは、人の根源的な何かを刺激するからなのかもしれません。 今回は沢木耕太郎の深夜特急4(シルクロード編)を読みました。4があ…