pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

2014-01-01から1年間の記事一覧

「空気」の研究

読みました。 ①空気の研究 ②水の研究 ③日本的根本主義 という3部構成になっています。ただ、その根底に流れているのは、「空気」です。 「空気」は最近でもよく、空気読めよ〜と言われる、あの「空気」。山本さんは公害、戦争といったものを事例に挙げ、空…

もういちど村上春樹にご用心 (内田樹)

フィギュアの町田樹さんが引退したところで内田樹さん。 読みました。 内田樹さんによる村上春樹批評です。 僕自身は、村上春樹さんの本をあまりたくさんを読んでいないし、正直読んでもよくわかんないな〜なんて思っていたクチなので、解説してくれるんなら…

ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

読みました。 近くの古本屋さんでたまたま出会い、読了。 どうすれば他人と違った思考ができるのか、そのコツを紹介してくれています。 非常に読みやすく、また実行しやすそうなので、備忘録も兼ねてハウツーをメモ。 ラドヤード・キプリングの分析ツール:…

数奇にして模型

読みました。 厚さ2cmほどもあり、読めるのか? との心配は何処へやら。引き込まれるように読めてしまいました。 森博嗣さんの小説は、登場人物に関する記述が多くなく、イメージの多くは読者に委ねられています。そのため、登場人物が頭で思い浮かべられる…

遺伝子はダメなあなたを愛してる(福岡伸一)

読みました。 「動的平衡」の著者として有名な福岡伸一さんの本です。 (といっても「動的平衡」をまだ読んでおりません) 本書の構成は人々のふとした疑問、悩み、相談について、福岡さんが問題を半分すりかえつつ答えてくれるという本です。 すりかえらえ…

すべてがFになる

読みました。 森博嗣さんの作品です。 森さんの著作はエッセイなどを読むことが多かったので、ミステリは初めて読みました。 ドラマにもなっているので知っている人も多いかもしれません。 さて、本作は天才プログラマのおこした殺人事件を犀川と西之園萌絵…

東大教授が教える独学勉強法

読みました。 皆さん、 「考えるって何?」「なぜ勉強するの?」 と考えたことのない人はいないのではないでしょうか? こんな、自分が言葉にできずにもやもやしていたことについて、非常にすっきりと表現をされています。それほど考えるということに考え抜…

世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法 (中経出版)

読みました。 内容はタイトルのとおり。 一度英語を勉強したが、もう一度やり直したいと考えている人におすすめの本ではないでしょうか。 一番の主張は、「文の解読」から入るのではなく「状況の想像」から入るということ。 そのためには、動画による勉強が…

無知の壁

無知の壁(養老孟司,アルボムッレ・スマナサーラ,釈徹宗) 読みました。 自分というものに対して、よく悩んでしまうのでこういう本は非常に助かります。 科学者、仏教というそれぞれの立場から、自分を閉じ込めている壁について語ります。 こころに残った言…

日本辺境論

日本辺境論(内田樹) 読みました。 日本人のマインドや日本という国について、その辺境性を切り口に論を展開しています。切り口が1つなので、読んでる方としても主張を捉えやすく、非常に読みやすいです。 内田さんは、辺境ラジオで聞いたことがあっただけ…

偉大なる、しゅららぼん

偉大なる、しゅららぼん読みました。万城目学さんの本です。しゅららぼんが何か、それは読んでからのお楽しみです♪万城目さんらしくファンタジーみたいな独特の雰囲気。言い回しが万城目さんらしい感じ。いつも舞台が関西というのも嬉しいところ。あらすじと…

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

読みました。 イシュー、つまり問題点を出発点にせよ。ということです。 何について、解決策を出さなければならないかを明確にすることで仕事は飛躍的に生産的なものになるという主張です。 会社などどこでも賢いなと感じる人は、すべからく問題点を見抜くの…

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

読みました。 特徴は、A4用紙とペンしか必要ないということ! 自分が何にもやもやしているのか。 この方法を取り入れ始めてから仕事を進め方がややスムーズになった気がします。 1つのトピックについて一枚のA4用紙。 そこに考えを書き出していく。 人に説…

「自分」の壁

読みました。 養老さんの本はバカの壁以来でしょうか。 最近はよく、自分が自分である必要性みたいなことを考えてしまうので、こういった本に自然と手がいきました。 会社というところは、その仕事をする人間が特に自分でなくてもいいということがよくありま…

サイエンスの発想法

サイエンスの発想法 読みました。買ってあったのですが、なかなか時間がなくてやっと読了。 京大教授の上杉先生の本です。 語り口は非常に優しく、どのような方にも理解しやすく書かれています。 研究者独自の独りよがりな感じがなく、非常に読みやすいです…

還って来た紫電改〜紫電改戦闘機隊物語〜

宮崎勇 第二次世界大戦時戦闘機搭乗員として戦った宮崎さんの自伝。 題名の『紫電改』という戦闘機は、零戦よりあと、戦争末期に 海軍に導入された新型の戦闘機とのことです。 零戦は戦争初期〜中期にかけては敵なしだったようですが、 その後敵国が零戦を研…

数学受験術指南

読みました。 数学者である森毅先生の本です。 岡潔先生の本もおもしろいですが、森先生の 「まぁ、えぇやん」という感じ、すごく好きです。 そんな森先生の本、『数学受験術指南』。 題名だけみれば、受験数学の本と思ってしまうかもしれませんが、 内容は…

春宵十話 随筆集

読みました。偉大な数学者岡潔先生の本です。文庫で出てるものをだいたい読みましたが、他もどんどん読みたいと思わされます。 勉強になるのは教育について。 教育の内容について、その適切な時期と合わせ論じられており、非常に勉強になります。 一、二、三…

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

読みました。 どちらかというと小説のほうで有名な森博嗣のエッセイです。 読了後、自分が心がけていきたいと思った事を列挙。 ・抽象的な考え方をする人は、何をやっていてもどんなつまらない事でも何か役に立つ事を見つけるようになる。 →嫌な事をいやで片…

大空のサムライ・完結編〜撃墜王との会話〜

読みました。 大空のサムライの主人公・著者である坂井三郎さんとそれを書き下ろした高城肇さんの対談です。 大空のサムライ未収録の話や裏話、坂井さんが日本にかえってきてからどのような生活をしてきたか、また、今の日本についてなど、戦争にとらわれず…

最後のゼロファイター

本田稔 空戦の記録 読みました。 「永遠のゼロ」をよんでからというもの、零戦搭乗員の方々の本が自然と目に留まるようになり、読みふけっています。 本作もそのうちの一冊。 本田稔というかたの戦中記をうまくまとめられています。 他著からの引用も多く、…