読みました。
森田さんの語り口が大好きです。
いかに早く多くの情報を取り入れるかが競争になる現代社会。しかし、森田さんの本を読んで、ふと気付かされることが多くあります。
人といるからゆっくり歩くことができる。
これは、森田さんがお子さんとの関わりから述べているのですが、例えそうでなくとも、他者を想像するだけでもすこしペースを落としてゆっくり歩くことができるのではないか。だからこそ気づくことがあるのではないか。
ぼくたちは、もっと道草をして、一人で行けるよりも遠くへ辿り着くために、みんなで生きているのだと思いました。