pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

精神科医が教える 良質読書

読みました。

テレビ等でもよく見る名越先生の本です。

お医者さんなので、読書は好きな方かと思いきや、嫌いとのこと。

自分は読書自体が好きなので、「読まないといけない」という強迫観念や、苦手意識はありませんが、読書の質を高めるという点ではとても面白い本だと思います。

何よりも大事なことは、本書で述べられているとおり、読書(ひいては学習)の目的は越境することだと思います。つまり、一つのことを多角的、多層的な観点で見ることができるようになることと言い換えられると思います。

多くの場合、本を読むことはその分野についての知識を深めることになりがちですが、越境するために本を読んでいるのだと思えば、小説であっても、学術書であっても、それぞれ相互に作用し深化しあうものなのだと思います。

 

The author is Dr. Nakoshi, who is often seen in braordcasting outlets.

I assumed he liked reading because doctors are expected to read a lot in general, but it was not true. He doesn't like reading actually.

In the case of me, reading is not burden at all and what I like doing, and therefore I have never been obsessed with the thought that I have to read something as well as it has never been felt hard to read in a habitual manner.  This book, however, seems to be very intersting in terms of how to enhance the quality of reading.

 

What is more important than anything is, as noted by the book, the objective of reading is to cross a boarder.  This is true to learning overall.  In other words, crossing a border is to be able to view something from multi-aspects and layers.

 

In many cases, reading is aming to deepening understanding in one specific field, but if you see readin as crossing a border, anything you read will interact each other regardless of genres of books, even if it is a novel and an academic one.

 

精神科医が教える 良質読書

精神科医が教える 良質読書

 

 

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(字幕版)

僕はニューヨークに住んだことはありませんが、経験のある方は現地での住まい探しの大変さに共感できるのではないでしょうか?

そんなことよりも、引越しを考える老夫婦が、家の売却、引越し先探しを通じて改めてお互いの愛や、大事にしていたものに気づき直していく姿には、何かうらやましさを感じます。

I have never live in NY, but some people who have done it can prbably have the same feeling with this couple in terms of the dificulty of finding a new place to live in and moving their living.

Other than that, I was deeply impressed by he fact that the couple came to realize again their love between them and what they don't want to lose in their lives through selling and buying a house.

 

 

 

 

 

大金塊 江戸川乱歩・少年探偵4 (ポプラ文庫クラシック)

日本語で江戸川乱歩を初めて読みました。

当時は何かの連載だったのでしょうか?読書少年達を飽きさせない工夫がふんだんに施してあります。例えば、「では、読者のみなさん、・・・」というくだり。次を次をと読みたくさせる文章が挿入されています。

また、日本語としてもとても上品かつ易しい語り口となっていて、もしかしたら読書を通じて子供達に正しい日本語を伝えようとしているのかな、ということも感じました。

話自体も謎解きがリズムよく進むように書かれていてとても面白かったです。

他にも読んでみようと思います。

 

 

([え]2-4)大金塊 江戸川乱歩・少年探偵4 (ポプラ文庫クラシック)

([え]2-4)大金塊 江戸川乱歩・少年探偵4 (ポプラ文庫クラシック)

 

 

ホモ・デウス: テクノロジーとサピエンスの未来

 読みました。人間がどう動物を支配してきたか。

そして、宗教がどう人間をコントロールしようとしてきたか。

また、政治は人間のどういう性質に基づいて今の民主主義的な世界ができあがってきたか。

このような、人間の社会的行動について、過去を整理した上で、

この数十年先、

AI、そしてバイオテクノロジーの進化によって、どのような社会が生まれようとしているか。本書では、人間の知を越えた、科学的宗教が人間の洗濯を左右する未来を垣間見せています。

この可能性(予測ではない)に対し、我々はどのような未来を描いていくのか、常に頭にながら、日々起きることについて考察し、自分をアップデートする必要があるのだと痛感しました。

 

 

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

 

 

ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来

ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来

 

 

 

pleetm.hatenablog.com

 

 

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多動力(堀江貴文)

堀江さんの本はもうそれ以上要約できないほどに濃縮されているので、ここで改めて要点を述べることは控えます。

 

ただ、その中でも面白いとおもった点。

本の中に「Just do it」というコーナーに、TO DOみたいなまとめをしてくれています。

そこにはよく、「すべて書き出してみよう」「〜ノートを作ろう」とかがあります。これを見て、僕が思ったのは、言語化する作業の重要性です。まず、自分のやっていることを自分の言葉で棚卸すること。たとえ同じ作業であっても、その作業をする人によってリストにした時の言葉は変わってくるはずです。なぜなら、その作業をどう捉えているかは人それぞれだから。

だから自分の作業のインベントリを作成することとは、作業を包括的に捉えるという点でもちろん重要だと思いますが、その作業をとおして、それぞれの作業を自分がどのように捉えているかを再認識するという点で非常に重要な意義を持っているのだと思います。このインベントリ作業をちゃんとしている人は、作業に対する意味付けがちゃんとできているのだとおもいます。意味づけというのは、なぜその作業をしているのか、なぜ必要なのかを認識し、問われれた時に答えられるということです。

また、堀江さんは仕事に対し、このように包括的な視点を持つことによって全体像を理解するというアプローチをとっているのではないか、と思います。そして、このアプローチこそが本書で学ぶべき主要点の一つではないかとおもいました。

 

以下は例です。

タスクを全て書き出す。

他人ができる仕事を赤ペンで消す。

残ったのが自分の仕事。

残したタスクをやらずに済む方法を考えよう。

万が一すべての仕事が赤ペンで潰されていたら、大問題。自分にしかできない仕事はないか、落ち着いて考えよう。

 

 

飽きたことをリスト化してみよう。

飽きたということは、慣れて余裕が出てきたということ。

つまり、飽きたということは成長したこと。

一年間を振り返ってみる。

 His book condences his points to make better than anything that it keeps me from summarizing here again.

 

But, just to emphasize, points I am interested in are described.

This book has a corner of 'Just do it' where TO DO things are layed out.

It oftens says 'clarify what you are doing' and 'write down on  a notebook on what you are doing'.  This enlightens me of the importance of verbalizing your work.  Visualizing what you are doing are possiblly variable from peson to person on how the work is expressed in words and phrases.  This is because different people have different perceptions on their own work even though the work itself is the same.

Therefore, making an iniventroy is important in capturing your work comprehensively and moreover in recongize how you view your work.  If you inventory your work rightly, you would be successfull in defining your work.  Defining your work is to understand why you do it and to be able to answer why you are doing it when you are questioned on it.

He, Horie, presumably is trying to capture the whole picture of work from a comprehensive viewpoint.  This is an approach he is taking when working.  To me, this approach is the very much important point can learn from this book we.

 

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

 

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

 

 

組織にいながら、自由に働く。 仕事の不安が「夢中」に変わる「加減乗除(+-×÷)の法則」

いつまでも組織に属して生きるのかな?とふと考える方も多いのではないでしょうか。自由に働くには、考えられる選択肢の一つ目としては、企業があげられると思います。もう一つが、本書の述べるところの、組織にいながら、自由に働くという選択肢です。

本書の中で楽しく働くためのヒントがいくつかありましたので紹介します。

 

モヤモヤの正体

仕事をしていてモヤモヤするという経験は誰にでもあるはずです。そのモヤモヤはどこからくるのか。本書ではモヤモヤを「不安」と「退屈」に分類しています。与えられた仕事の難易度が自分の能力をはるかに上回る場合、「不安」に。その反対は「退屈」になるとのこと。なるほど、そう言われて自分の仕事を見直してみると、そうかもしれません。一度、自分が仕事と自分の能力がどのような状況になっているか確認してみるのは面白いのではないでしょうか。また、本書では、自分が上司になった際に面灰に適切な仕事を与える際にも使えそうだと書かれていました。

仕事=作業×意味

仕事は作業と意味に因数分解されます。例えば、エクセルの集計作業。作業としては数値入力の単純作業です。意味づけはその時々に応じて変わります。例えば重要な会議にインパクトのある数字を出すためにやっている時、上司から言われてとにかくやらなければいけないだけの時もあるでしょう。それぞれの場合に応じて、その作業にどのような意味があり、それをどのように感じるかは人それぞれです。しかし、それでも好きな作業は好きだったりします。筆者はこれを「プロセス目的的」に生きる、とかいており、作業そのものを楽しむ思考です。

また、筆者はどのような作業であればポジティブに行うことができるか、好みの作業とそうでない作業を選別する作業が必要だと述べています。その上で、好みの作業を増やしていくことをすすめています。

 

他にも、ピンチの時には「それはちょうどいい」とチャンスと捉える方法や、ディスカッションでは心理的安全性が必要であり、目的・動機・価値観をさらすことが役に立つということ、働きアリとうろうろアリの話など面白い話がありました。

 

このような自由な人ばかりでも困るでしょうが、要は楽しく仕事するために努力したいと思わせてもらえる本でした。

 

I think that there are some people that feel that they have to make a living all their lives depending on companies they work for.  Possible options are two: one is to start their own business; two is to work freely even while workin for company as this book describes.

 

The cause of uncertainty

Most people often feel uncertained with their work. Where the uncertainty comes from.

It is made up of 'worrying' and 'boring'.  Worrying comes from where the difficulty of the work you undertake is much higher than you capabily and boring does from where the work is too easy for you compared with you ability.  This can be true.  It seems to be interesting to check the balance between the difficulty of work and your ability.

Work = Labor * Meaning

Work can be divided into labor and meaning.   Looking at inputing number by excel, labor is just to inputing, but meaning depends on the situation and people.  However, whatever situation it is, you can feel happy to do something you like.  This is a 'process' based thinking.  This is not 'outcome' based thinking.  You should enjoy the process of doing your work and try to increase the amount of such works.

 

 

 

 

 

 

 

 

NHK Enjoy Simple English Readers Edogawa Rampo in English

I read this book, which is a part of a novel by Rampo Edogawa, who was a famous author for detective stories.

This was the first time for me to read his novels. This was surprsingly interesting. Easy witing and good rhysm.

This book is made up of two stories: the man with twenty faces and shining man.

These two stories turned out to be connected by reading until the end.  This was one of interesting points, and more interestingly, characters are impressive. Akechi, he is detective for the novel and Kobayashi, he is Akechi's assisstant. They are trying to find out soulution of tricks and help their client.  This conversation is very rythmical and witted.  

This reading makes me want to read more of his book.  

 

 

NHK Enjoy Simple English Readers Edogawa Rampo in English

NHK Enjoy Simple English Readers Edogawa Rampo in English

 

 

ナナメの夕暮れ 3

おっさんは社会のホスト

若者は社会に入ったばかり、だから人見知りしていられる余裕があった。おっさんはもはや人見知りしている余裕なんてない。

とても刺さりました。社会人になるということは、ある意味、人を受け入れる側になるということと言えるのだと思いました。これを読んでいれば、正直、人見知りしたり、いじめたり、人を排除したりしている暇はないと思わされます。そんなことをしているっていうことは、つまり、まだ社会のお客様をしているということなのかもしれません。自分は社会のホストになっているか?社会に価値を生み出しているのか?考え直さないといけません。

だいたい自分の能力も分かっちゃって、できることが限られていることが分かっちゃって、スーパースターになれないことが分かったら、これから何をすればいいのか?

という若林さんの答えに対して、先輩はこう答えたそうです。

ベストスコアを維持するのも難しくて面白い。

 

そのためにも健康に、自己鍛錬を積み重ねて行かないといけません。上ばかり見ているわけじゃなく、今ここから落ちないように気をつける。それを励みに頑張ることって悪いことではないですよね。

肯定ノート

やっていて楽しいと思うことを思いつくままに、思いついた時に書きためていく。好きなことがあるということはそれだけで朝起きる理由になる。ポジティブに憧れて、でも変われないという挫折を経験しすぎて飽きてしまった。

 

ある意味、自分が与えられた資産でどうやりくりするのか、ということですよね。ないものはやっぱりないんだ、と。そして、ちゃんとそこにあるものを認識して、そこから一歩ずつ始めるのが大事なのかもしれません。

他人を肯定するノート

尊敬する人のことならどんどん書けた。書いていくことで自分がどういう人間が好きなのかよく分かった。

他人への肯定がスラスラと出てくるようになると不思議なことに誰かを否定的に見てしまう癖が徐々に矯正されていった。物事に肯定的な人は、他人の目を気にせずはつらつと生きている。その根拠のない自信は、自分はおそらく他人から肯定的に見られているであろうというイメージだったのだ。つまり、肝心なのはどう思い込むか?

 

 

挑戦しなさい!

よりデータの総量の増大を目的として挑戦するという方が腑に落ちる。

 

 

若林さんは、目標や野心を捨て去ったわけではないと思います。ただ、そのアプローチは、一足とびに目標に向かうというやり方ではないと感じたのではないでしょうか?一つ一つを正面からやってみることが前に進む道だと感じたのかもしれません。相手だけを見た満足よりも、自他の双方が満足できる道を模索されているように感じます。このようにありたいとおもいました。

 

 

ある男 平野啓一郎

読みましたので感想を。

あらすじはいろんな書評に書かれていると思うので、省きます。

 

人を愛するのに過去は必要か?
愛する側としては必ずしも必要ない。現在のその人に過去も表れているはず。
だから、今のその人を愛することができれば、それはすなわちその人の過去を含めて愛していることになる。
ただ、人によっては、その人の過去を知ることでより深く愛することができるようになるかもしれないし、
逆にその人に対する愛が減ってしまうかもしれない。
それは過去がどんなものであるかにもよるかもしれないし、
またその過去を愛する側が受け入れることができるかどうか、によるかもしれない。
 
逆に愛される側から考えてみると、
自分の過去も含めて愛してほしい、と考える人と、
今の自分を愛してほしい、と考える人にわかれるように思う。
例えば、過去に犯した過ちを背負っている人が、その過ちも含めて愛してほしいと思うかもしれないし、
その過ちのことは知ってほしくない、そこには触れないでほしい、と思うかもしれない。
 
ただ、僕が思うのは、どちらだったとしても、その過去はその人に間違いなくあり、
隠したい、話したくないという自分も含めて今の自分になっているように思う。
それは、やはり愛する側からすれば、現前に表れているものを見て愛しているのではないか、
と思います。それはすなわち、「今」に「過去」が含まれていることになるのではないかと思う。
 
そう思うと原敬もその妻もその4年間にすべてが入っていたと考えてもいいのではないでしょうか?
少なくとも僕はそう信じたいです。
ある男

ある男

 

 

ナナメの夕暮れ 2

「自己否定とまともに闘ったところで勝ち目はない」

自己否定は完治を目指すのではなく、シャットアウトという対症療法が一番有効だ。

とにかく自分が「楽しい」と思えることで時間を埋めまくる。

自分の場合はなんだろう。そもそも一人で時間を使うことを考えること自体が苦手な僕には、それがとても大きなハードルだ。

まずは、一人の時に夢中になれるものを探すことから始めなければならない。

Even if you try to overcome self denial completely, it is impossible.

Self denial is not something that is able to be eradicated.  Shutting out is the most effective remedy for it.

For the sake of it, you need to spend all the time with something that pleases you.

It can be training yourself, playin games. 

For me, what is it? I'm not good at thinking about spendig time by myself.  This is the first challenge to me.  I have to look for something that preoccupy me. It is the first step for me.

ナナメの夕暮れ

ナナメの夕暮れ