pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

坊さん、ぼーっとする。

ありがとうって言わなくてもいいよ。という言葉を長女からかけられたというエピソードが語られていました。 詳しくはどんな文脈かわすれてしまった、その言葉だけを覚えている、ということだったのですが、自分もここを読んで非常に印象に残りました。 たぶ…

あなたの知らない脳

読みました。 プログラムが急速に進化した後、わかってきたことはジョークを理解したり、友達を見分けたりといった「単純な」問題を解明する方がよっぽど難しいということだそうです。私たちが迅速に、無意識にお、効率的にやっていることはモデル化が難しく…

自分のことは話すな!

話題どろぼうしがちな人に有益な本かと思います。 僕は必ずしも聞き手に徹することが、良い聞き手になるとは思っていないのですが、それでもやはり人の話を奪ってまで話しちゃぁいけないな、と思いました。気を付けたいと思います。 意外とバッサリ書いてい…

天才はあきらめた

読みました。 良い本です。こんなに努力家の人いません。本人は嫉妬のエネルギーと言っていますが、そこまで努力できる、それ自体がが才能やないか、と思います。 相方とコンビを組むたびに、何度もやってしまう暴君山里。じぶんでも抑えきれずにそのモード…

手のひらの京

読みました。 京都に住む三姉妹、綾香、羽依、凛。それぞれに性格が違って、それぞれに生き方も違う。そのそれぞれの心情が丁寧に描かれていて、それぞれに家族、自分を大事にしていて、故郷に対する思いを持っている。それぞれに繊細で、愛があり、互いに思…

森毅ベストエッセイ

よみました。 もう五年前ですね。「数学受験術指南」を読んでたんですね。森さんの本はいつもゆるくて、でも本質をついていて、それでいて厳しくも優しくて、ためになる。そんな言葉がたくさんちりばめられています。 「なぜ人は生きているか」なんていう、…

献灯使

表題作を含む短編集です。 人間がいなくなった世界、人間がもはや人間としての形を成していない世界が描かれます。そのような世界の描写を通じて、「人間的なものとは何か」が浮き彫りにされていくような感覚です。そして、決して絶望的ではなく、そこにはそ…

転職と副業の掛け算

読みました。 転職や副業を考えている方だけでなく、そうでない方も読んでみると、その組織の中でどのように働くべきか、ということに意識が向くようになると思います。 本書の著者の方も転職や副業をされています。ただ、それをすべての人に押し付けている…

本屋、はじめました

「本屋、はじめました。」 自分もそう言いたい。読んでいると、自分ならどんな本屋を作り、どんな場所にしたいか、と考えてしまう。それを考えていると、自分と本との関わりがどんなものだったか、が自然と思い出されます。 僕は結構田舎で育ったので、そん…

虐殺器官

よみました。 読んでまず思うのは、ストーリーの疾走感。テーマは重いにも関わらず、一度読み始めると読者の目を次の文へと引き込む工夫が随所に見られます。例えば、能動態の多用。能動態の短文を続けると、読み手には前に前にいく疾走感が生まれると思いま…

Giri/Haji

ネットフリックスで見れます。 日本のドラマかと思いきや、英国BBC作成です。 こういった外国の制作会社が描く日本はだいたい実際とは違っていて、見ているとそこに目が行ってストーリーに集中できないこともあるのですが、このドラマは全くそのようなことは…

「聞く力」こそが最強の武器である

読みました。 「元外交官の」と書かれていたので、興味を持ちました。 内容としては、「人の話を聞く」力について、よくある話や科学的な知見をうまくまとめて読みやすくした本です。心構えはよくわかるとおもうので、ざっくりと知りたいという方におすすめ…

未必のマクベス

読みました。 「これほど素晴らしい小説はそうあるものではない。」という帯に引き寄せられました。内容はというと、経済小説のようなミステリーのような、少し恋愛もあるような小説です。主人公は商社マンみたいな感じなので、そういったことに興味のある人…

誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義

よみました。 偉人は異人だったということ。 最初はだれからも理解されない。後になって理解される。 そのことをちゃんとわかって社会を設計していくこと。それが歴史を学ぶこと。 誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義 作者:松岡 正剛 …

レプリカたちの夜

読みました。 なんとも感想を書くのが難しい小説です。 強いていうなら、レプリカの意味するものとは何か。それは自分を自分たらしめるもの、存在というものについて考えさせられる小説だったとおもいます。 レプリカたちの夜 (新潮文庫) 作者:一條 次郎 出…

絶対に失敗しない話し方の技術

いわゆるノウハウ本です。 さまざまなノウハウを一冊に詰め込んだため、各論の内容は薄いかと思います。 ただ、何に気をつければいいかはよくわかりました。 実践に移すには他の本も参考にした方が良いかもしれないと感じました。 絶対に失敗しない話し方の…

みみずくは黄昏に飛びたつ

あけましておめでとうございます。 小説についても書きたいなぁとおもいつつ、まとまったことがかけず、手が進んでいません。 なので、今回は小説よりの本を紹介したいと思います。 村上春樹は、多くの人が一冊は読んだことがあるのではないでしょうか。好き…