それぞれが「勉強」というものについて自分の観点から述べられています。
それぞれの話の後には対談があり、それぞれの考え方を話されています。
羽生氏は「こだわり」、小山氏は「凝り性」という言葉をキーワードに持論を展開しています。
心に残ったのは対談の章で、
自信とはちがう「信念を貫く」といことの大切さを感じました。
心がけないといけないと思った言葉を抜粋。
・考えるための持久力を養っているか?
(長考できるか?安易な答えを求めていないか?)
・仕事をしている中で考える力を養っているか?
・プロセスの中に楽しさややりがいを見いだす。
・「苦手はないのか?」という小山氏の問いに対し、羽生氏は以下のように答えた。
苦手を作らない、苦手意識を排除する事を意識する。
・一回自分の頭の中で考えてみて、これでもう間違いないと思ったところで、さらにもう一回他の可能性はないか、もっと違う手はないか、とそこでまたもう一度粘り強く考える、しつこいくらいに考える粘り強さがすごく大事。
日頃仕事がつまらないと感じていた僕は、
いつしか楽を求めて考える事をしなくなっていたんじゃないのか。
そう反省し、仕事に取り組むと
一日のなかでどれだけの時間を思考に当てているか見直す良い機会となりました。
疑問に思っていなかった事をもう一度疑問に思ってみる。
考えてみる。
そうする事でいままで退屈だと思っていた事の見方がすこし変わり、
わずかではありますが楽しい部分を見つけられるようになりました。
今の仕事はやりたかった事ではないけれど、
考える楽しさはどこでも同じ。
考える力はどの場面でも役に立つし、
これをやってきたかやってこなかったかは
将来大きな差となって現れるのではないでしょうか?
今少しでも実感とともに気がつけてよかった。。
もう少し早く気づけていれば。
そして、これから求められるのは
知識だけではない、考える力、解決する力。
いわゆる拡散型思考ともつながるものなのでしょう。
あとは、何もかも考えるのではなく、着目点。
つまり何について考えるのか、が大事になると思うのですが
それがまた難しい。
同じ材料を与えられてもやはりセンスのいい人っていますよね。
うらやましい。
以上、少し雑記のようになってしまいましたが、ぜひご一読ください。