読みました。
自分はあと人生であと何冊の本を読めるのか?
年間100冊の本を読んだとして、30年で3,000冊の本を読むことになります。他方、出版されている本の数に目を向けてみると、日本では1日に200冊の本が発売されているとのこと。この数字を単純に比較するだけでも、すべての本を読むことはおろか、本当に一部の情報しか手に取ることができないのだということがわかります。このような本の大海原の中で、何の指針もなしに本を選び、読み、それを航海していくということは本当に無謀に近いことのようです。
そんな中、今までは乱読に近い方法で読んできたが、それだけでは自分に残るものが少ないのではないか?有限な時間の中でただ漫然と本を読んで勉強した気になっていて良いのか?などと思い、読みました。
本書には、これから本を選ぶ時の参考になるようなことや、その他にもおもしろいことが書いてありますのでオススメです。
4:3:3の法則
本を読むのは4:3:3の法則が良いとのこと。
4:ビジネス書(仕事に関係すること)
3:小説(感受性を豊かにすること)
3:その他(生物、歴史、軍事、哲学)
これが黄金の比率だということです。自分の選書時の参考とできる数字ではないでしょうか。
自分を変える方法?
自分を変えたり、人生を豊かにするにはいろんな方法があるけれど、読書は一番安くて、効果の上がりやすい方法だと書かれています。だからこれをやらない手はないでしょう!というのが本書の主張です。
コンサルティングとは?
問題を明確にすること。それをグラフにより表現すること。
X軸とY軸からなるシンプルなグラフが問題をあぶり出し、進みゆく方向を教えてくれる。と書かれています。
つまり、グラフにできるということは問題の要点を掴んでいて、原因と結果の関係性を理解しているということに他ならないのだと思います。
また、坂井三郎さんの本がイチオシされています。
僕も大好きなので再読したいと思います。