pleetm's blog

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リーダー論 (講談社AKB48新書)

読みました。

AKBの本ですが、それを理由に読んでないという人は損してる!とおもえる本です。リーダーになる人もなりたい人も、そうでない人もどんな人が読んでも面白いと思えるところがあると思います。

こんなことが書かれています。

誰もがリーダーになるわけではない。だけど、リーダーの仕事を理解することはチームのメンバーにとっても意味がある。それは、チームのことをより客観的に見つめる視線が得られるからだ。

 視点には一般的に3つあります。①自分の視点、②相手の視点、そして③俯瞰的な視点です。俯瞰的な視点を持つのは難しいと思いますが、リーダーという仕事を通してその視点を鍛えることができる。そして、リーダーでなくても俯瞰的な視点は大事だと感じました。

親友のまっちゃん:自信をくれた言葉

他人から、ふとしたことで褒めてもらうこと。これが本人の自信にすごくつながったのだと思います。認めてもらったということもあるかもしれませんが、自分のことを見てくれてる人がいる、という安心感が自信につながったのではないでしょうか。

年上を引っ張る

媚びはしないが、たくさん練習し、きちんと行動することでとにかく嫌われない年下でいようというスタンスで行動する。年上のメンバーはそういう年下のリーダーを可愛く思ってちゃんとやってくれる。

リーダーは年長者とは限らないと思います。このようなスタンスを意識すればチームはうまく動き出すのかもしれません。また、年下の人間をリーダーに抜擢することの意義にもつながると思います。

自分の人生の主人公は自分

誰もがセンターという主人公ではない。それぞれに物語があり、それぞれの主人公になる。そのことに気付けるのは、挫折という新しいスタートの合図があったから。

まず、努力して、やってみて、ダメだと知る。それこそが経験であり、成長。新しいスタートの合図、という言い方、すごくいいと思いました。

自分に向いているもの

自分なりに学んだり、模索したりして「無理せずやり続けたいと思える」ことが自分に「向いている」ということ。

自分に向いてることってなかなかわからないです。向いていることとやりたいことが違う時もあるし。でも、「何をやっている時楽しいか?」という問いは結構難しいけど、「何をやっている時苦じゃないか?」と問いを変えてみると少し見晴らしが良くなるような気もします。

アドバイスとは選択肢を増やすこと

人に相談されると、つい「こうしたほうがいいよ。」と言いたくなる。だけど、アドバイスするということは、可能性を広げもするけど狭めもする。だから、選択肢を増やしてあげる気持ちで、「私もこうだったんだ。」と同調を示して、「こういうのもあるんじゃない?」と応える。

ついつい口出しをしたくなったり、自分の正しいと思うことを押し付けてしまったり、そんな衝動は一旦置いておいて、相手に寄り添う。相手の気持ちを尊重して、考えを整理してあげる。これだけでもよかったりするんだと思います。人にアドバイスするということは人の行動に影響を与えてしまう可能性もある、結構重大なことなのだと思います。

コミュニケーションはやまびこ

自分の気持ちが相手に移って、返って来る。その往復運動を意識する。そうすれば人に優しくありたいと思うし、冷静でありたいと思える。

 悩む時間が未来を作る。

課題を与えられた時にノーと感じる自分がいたならその気持ちを忘れてはいけない。
そうじゃなければすべてを自分で選択しなければならない時、自分で自分に課題を出さなければならなくなった時、からっぽの自分に出会うかもしれない。

自分で悩んで選択すること。自分なりに必要性や重要性を咀嚼してやること。それだけで、ただ漫然とやるのとではぜんぜん違う。これを常に意識してやっておかないと、一人で考えなければいけなくなった時、YES/NOどちらを選んでも良いとなった時、楽な方・考えない方に流されてしまうかもしれない。まさに選択の連続が自分を作るということなのだと思います。

 

以上のように、とても実践的な技術論になっているので、何かつかえるものに出会えると思います。 

 

リーダー論 (講談社AKB48新書)

リーダー論 (講談社AKB48新書)