pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

なんで僕に聞くんだろう。

読みました。

 

幡野さんは写真家だそうですが、がん患者でもあるそうです。そんな幡野さんが日本中から寄せられる質問に自分なりに応えている本です。ただ、写真家だから、がん患者だからというところから本書を読むと大事なことを見落としてしまうと思います。なぜかというと、幡野さんの回答はそういうこととは関係のない、幡野さんの答えだからです。だから、たぶん、写真家でない幡野さんも、がん患者でない幡野さんも同じ答えをするだろう、ということです。もちろん、それが影響を与えていることもありますが、それは持ち出す例が写真のことだったり、病気のことだったり、経験したことに基づいているだけだと思います。

幡野さんのアプローチは現実的だとと思いました。本書でも書かれていますが、正確な情報を受け止めて、最悪の事態を想定しつつ最善を尽くす。それが、貫かれていると思いました。これは決して悲観的な考え方ではないと思います。そこまで深く考えるから、何をしたらよいのか、何が自身の幸せなのか、がはっきりしてくるのだと思いました。

 

なんで僕に聞くんだろう。 (幻冬舎単行本)

なんで僕に聞くんだろう。 (幻冬舎単行本)

 

 

He, Mr Hatano is a camera man and patient for cancer, but it you try to what he is saying from those aspects, you will fail to understand what he is truely saying.  This is because his response is hardly affected by those facts.  Whether he is a patient and camera man, his answer will not change.

What was impressive to me was that his approach was realistic when he faces problems.  He want to seek as correct information as possible, assume the worst case scenario and then try his best.  This concept underlie evertime he try to tell something.  I think he deepen his thought, which leads him to having clearer understanding on what his happiness is and what he is going to do for moving forward.