読みました。
人間関係のストレスは、「価値観の扱い方」に原因がある。それとうまく付き合っていくやり方を教えてくれており、とてもわかりやすかったです。
そして、
「人の気持ちがわかる人」
=「自分の良いところを見つけるのが上手」
=「出来事の良い側面を覚えている。」
=「自分は運がいいとおもっている。」
=「自分の気持ちを上手に扱うことができる」
というようなことが書かれていました。人の気持ちがよくわかり、うまく扱えるということは、結局、自分の感情もうまくコントロールでき、何よりも自分に満足感があるということなんですね。
他にも、よんでいて覚えておきたいな。と思ったことを書いておきます。
相手の関心に関心をもつ。
相手に関心を持つのではなくて、「相手の関心(悩み、課題)」に関心を持つ。そのためには、相手が置かれている状況や情報を集めた上で相手の立場に立って考える。相手の感情を想像してみる。
そして、相手が「楽しい気持ち」になってくれるように、相手が何を楽しく感じているかに意識をむけてコミュニケーションする。
それをうまくできるためのツールとして、
・反対からの言い換え:飽きっぽい→好奇心が旺盛
・「いいね」、「具体的には?」、「他には?」のあいづち
・自分の弱みを見せる「自己開示」
が紹介されていました。「自己開示」はいまいちタイミングがわからなかったのですが、残りの二つはすぐにも実践できそうですよね。
選択肢でまよったら?
その選択肢を選んだ場合の○年後の自分の気持ちを想像してみる。○年後は自分の想像しやすい数字で良いそうです。想像してみて、気持ちのいいものを選ぶと良いみたいです。とても納得できました。
ネガティブからの脱出方法?
相手の嫌なところを思いつく限り挙げて、「他には?」と問い続ける。出てこなくなったところで、「とは言え、良いところはどんなところ?」と問うてみる。すると、脳は良いところを探そうと検索エンジンが働き始めるそうです。これ、いろんなことに応用できそうですね。
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