pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。

自分を支える心の技法: 怒りをコントロールする9つのレッスン

 名越康文さんの本です。

 
・他人の言動にとらわれる前に自分自身の心のことを考えよう
・自分で自分の心を明るくしよう
 
・心は一瞬にして変わる
心を理解するためにはこのことをまずしっかりと認識することの必要性が書かれています。
心は一瞬にして変わるので、ネガティブやポジティブを繰り返している。だから、どんなにネガティブな人も常にネガティブであり続けるということは難しく、一瞬明るくなる瞬間がある。自覚的にそのような瞬間を増やしていくことで心の基準点を上げていく。その一瞬作りを毎日続けることが大事であるということです。
そして、心に生じた感情も一瞬にして変わるものだから、それは本物ではない。コントロールできるものであるとも書かれています。
 

・コミュニケーションのやり方

人間は乳児期の体験をもとに怒る事により人を動かすという事を学んでしまった。これがコミュニケーションの上での間違いだった。
 
自分についても考えてみると、会話することを通じて相手を自分の思った方向に持っていきたいと考えてしまうところがある。これがもう既に「怒り」ですね。コミュニケーションをうまく進めるためには、相手を深く知りたいと好奇心を持ち、その好奇心から生まれる何気ない会話を続けることが重要なのかなと思っています。しかし、相手の出方は千差万別ですし、仲良くなればなるほど、本音で喋る割合が増えてくるほど、相手も言葉にはしにくくなるのでコミュニケーションの齟齬が発生するような気がします。そのため、ある一定のところまでは分かり合えたとしてもその先のコミュニケーションというのは実感としてすごく難しいような気がしています。また、もう一つ大事なこととして、時間軸というのもありますね。前回の会話からどれだけの時間が経ったか、その間に交わした会話の内容はそれぞれの中で醸造されていく。それが次会う時には、全然違うものになっている可能性がある。そうすると、同一地点に立っていたと思い込んだ時点で会話はうまくいかなくなってしまう。そういうこともすごく多いです。
 
・怒りは人の知性や身体的パフォーマンスを下げる
実感としては怒りがある時は集中ができていない。その結果、注意力が散漫になり、パフォーマンスは下がるというのはすごくよくわかります。
 
・リアリストは妄想に取り付かれやすい
リアリスト、つまり直線的な因果関係で物事を考える人は自分の思い込みに振り回される可能性が高いということだと思います。これは、おそらくですが、頭のいい人、IQの高い人、論理的な人はそういうことに落ち入りやすいと思います。そこまで考えなくていいのに、ってやつですね。でも時間があったら考えてしまうんだから仕方ないですよね。こういうのどうすれば良いのかわからないのですが、うんと考えて、でもそれはここまでは根拠あり、ここからは仮定と整理してみることで少し楽になるのでしょうか?もっと言えばその根拠の部分もうまく処理できればなぁと思えてきますね。
 
・大切なことの多くは心が落ち着いていないとわからない
自分の身体に集中すること、そして心を落ち着けること。これって小さい頃は何気なくできたのですが、自分はどんどん難しくなっています。なかなかゾーンに入れない。入るのが怖い。なんかそんな感じです。
 
・認識するだけで人は変われる
まず、怒りを認識する。それが最初。
・怒りは自分の心の問題、自分の怒りは自分のせい
人の言動をどう捉えるか、それは自分の主観。主観を変化させていく。世界の捉えかたを変化させていく。
・俯瞰で見る
認識し、怒りを鎮めるためにはまず、俯瞰でみてみる。
 
・人に話をする時は淡々と、あっさりと。
 

・人それぞれ感じ方は違う。性格分類を学ぶことで自分の感じ方は少数派だということを認識する。それにより、他人に対してかなり謙虚になることができる。偏見から自由になる。深みのある人間理解につながる。

人それぞれ違う。それって当たり前のことなんだけど、なかなか実は難しい。なぜなら、「ふつう、こう思うよね?」というスタンダードが自分のなかに出来ちゃってる。だから違うものを受け入れるのってとても難しい。だから、そういったときに、性格分類があれば、感じ方のどういう部分でどう違うのかが具体的にわかるのでしょう。そうすることで、自分の「ふつう」から脱却できるし、怒りを減らすことにもつながるのかな。
 

憧れる力

できないことができるようになること、わからないことがわかるようになること、知らないことを知ること。人間は成長することそのものに強い憧れを持っている。
 
これが前進する力のすべてと思います。
 
 
 
そのために怒りを鎮めよう。
 
それでもなにか、大事な人の心の有り様に影響を与えたいと思ってしまう。
おせっかいというか、押し付けがましいというかそういうところがなくならない。
自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン

自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン