読みました。
すごく前向きになれます。
おそらく、文章が断定形の文で構成されているためでしょう。
本当に目の前で話されているような力強い文章でとても心強く感じます。
人生の目的とは、人に奉仕することである。
これが本書の根底に流れる考えです。詳しくは読まれることをお勧めしますが、
人生で手に入れた収穫はすべて、社会に蒔いた種の質と量の結果である。
すべての報酬は人に奉仕した結果である。
環境は自分の鏡。自分の積み重ねてきた勉強、貢献という自分自身の明細書がそこに映し出されている。
つまり、いまの自分がイマイチと感じているのは過去の自分が種をまいてこなかったから。自分を戒める、痛い言葉です。一見ネガティブに転じそうですが、なんとかこらえました。
そして、本書には書かれていませんが、「種」を蒔くわけですから、収穫には時間がかかります。
最近、何事についても「時間」の概念がなくなってきているのではないでしょうか?だから、ギブアンドテイクもレスポンスが悪いといらいらする。「種」を蒔くと思えば考え方、変わりませんか?
人生は休暇なのだ。そう考えることで心構えを変える。
こう考えると何か少し楽になる感じがあります。責任感、義務感といったものから切り離してくれるからでしょうか?
本書を通して、自分を信じる気持ちの強さの重要性を感じました。
- 作者: アールナイチンゲール,Earl Nightingale,田中孝顕
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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- 作者: アールナイチンゲール,Earl Nightingale,田中孝顕
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2002/08
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