pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。

聞く力 阿川佐和子

 読みました。

自分の意見を言う、発信すると言うことの比重が大きくなっている昨今、一見受動的な活動に思える「聞く」ということの重要性を改めて認識させられました。とともに、「聞く」ということは非常に能動的な活動であるということもわかりました。

本書の中で阿川さんは、聞くときの大事なポイントとしていくつか挙げられています。

一対一の言葉のやり取りに集中し、相手の気持ちがどこらへんにあるか恐る恐る推し測りながら会話を進めることが大事。

自分ならどう思うか考える。
自分と同じことを「正しい」「当然だ」と角に思い込まないようにさえすれば、目の前の人が「私」とどう違うのか、そのスケールをもとに質問を広げる

トークは生もの。予定通りにはいかない。だからおもしろい。

といったことを書かれていました。自分の体験に当てはめると、事前にこんなことを話したい、とか決めてしまっていて、その通りに進まないと少し会話に不満が残ってしまったり、自分と相手の感じ方が違うことに不満を感じてしまったり、といったことがあります。それに自分のことを話したい気持ちが強すぎて、相手の話を聞いてるつもりが全然「聞い」てなくて、すべて自分の思う方向に強引に持って行ってしまったり。。。

相手の気持ちを考えていなかった、寄り添っていなかったのだと反省させられます。こういうことって相手に対する思いというか先入観が強くなってくるとこういうことになる傾向があるように思います。仲良くなる前は普通に話せたのに、仲が深まると会話が何かぎこちない。これって、相手の像を勝手に自分で作り上げていて、しかもそれを壊したくないが故に相手の意見を取り入れたくなくなっているのかもしれません。自分のこういった傾向に気づかせてくれたことに感謝し、これから気をつけていきたいとおもいます。(難しいですが。)

それでないと、相手が自分から離れて行っちゃいますよね。話しやすい人、話してしまうような人になりたいですね。

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)

 

 

聞く力 心をひらく35のヒント (文春新書)

聞く力 心をひらく35のヒント (文春新書)