だいぶ前に読んだので、うろ覚えです。 「もう時間も経ってるし、平気なふりするのも上手くなったけど、それでもやっぱりあかんねん。あの時期に起こった出来事を自分の中で薄めるためにどうしたらいいんかなって考え続けてんけど、自分にとって特別な体験の…
「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する 作者:細谷功 株式会社dZERO Amazon It is easy to believe in a RIGHT person. Howeve, you have to be careful about SENSIBLE person. He or she hears right, but it is dangerous. This is mainly because …
流れる星は生きている (中公文庫) 作者:藤原 てい 中央公論新社 Amazon 新版 流れる星は生きている (偕成社文庫) 作者:藤原 てい 偕成社 Amazon This is a book recoding how people got back to Japan from Manshu(満州)when the World War II came to th…
永井さんの言葉は、何も特別でない。誰でもが理解しやすい平易な言葉で語られている。永井さんの言葉を読むと、平易に書くことと簡単であることは似て非なるものだということを痛感させられます。わかりやすく書かれているからこそ深く、そしてそこに本質の…
スピルバーグの自伝的映画とのことです。 最も面白かったのは最後おサボりパーティでの映像発表で、クラスの人気者を完全無欠のように撮ったことが当人から非難されたところ。その人気者は、簡単にスポーツ万能になったわけじゃない!と涙を流します。そして…
読みました。 森田さんの語り口が大好きです。 いかに早く多くの情報を取り入れるかが競争になる現代社会。しかし、森田さんの本を読んで、ふと気付かされることが多くあります。 人といるからゆっくり歩くことができる。 これは、森田さんがお子さんとの関…
観ました。 アニメが好きな人にはお勧めしません、できません。 半分くらいはアニメの劣化実写化で、むしろなくてよかったのでは?とも思ってしまいました。 大きくなった雫(しずく)の社会人としての悩みがありきたりで、広い視聴者層を狙ったのかもしれま…
面白かったです。 歳が離れていても話が合う二人。 これからは、年齢や住む場所などがますます関係なくなり、個人同士が繋がり合う時代、ということを述べておられました。 これは、従来の年代のつながりがなくなったのではなく、つながりが変容するものであ…
観ました。 とにかく演奏の部分がすごいです。映画館で見るべき作品だと思いました。 原作を読んだことないのですが、ストーリーというよりも演奏。 映像自体はスラムダンクっぽいCGを使っているのですが、正直不自然。マシーンが動いてるみたいで萎えました…
入江泰吉は何十年も奈良を取り続けた写真家です。 入江さんの奈良に関する記述は奥深く、美というのはパッと目に見えるものではないものであることをあらためて教えてくれます。見える人にこそ見えるもの。あるいは見ようとする意思のある者にふと立ち現れて…
読みました。 タタール人というものがおり、それが攻めてくる。それを目撃する第一人者でいたい、という主人公。ついに、それを見ることはなく、異動させられ、死んでしまいます。それだけを生き甲斐にして生きた人生。 この本を読んで、この本全体が一種の…
読みました。 ぼくにとっては、とても大切な言葉がたくさん書かれている本でした。そのやさしく悲しい語り口がとても美しく、こういう感覚を言語化し共有できることに感銘をうけました。たぶん、それは、ひとつひとつの言葉をだいじに扱ってきた人だからこそ…
観ました。 小説は過去に読んでいるので、映画を見た感想です。 小説と映画でメッセージの重みづけのポイントが変わっていると思いました。小説を読んだ時、ぼくがおもったのは、 人を愛するのに過去は必要か? 愛する側としては必ずしも必要ない。現在のそ…
チームビルディングに重要な1on1の活用とチーム構築効果について説明されています。同時に1on1に臨むスタンスも解説されています。そのスタンスというのはつまるところ、1on1をとおして「根回しをする」ということです。 例えば、全体会議の作り方につ…
観ました。 黒澤明の名作、「生きる」をカズオイシグロがリメイク。 と言っても。そのオリジナルを見たことがないので、比較はできません。 あらすじは、余命半年を宣告された主人公が、これまでの繰り返しの役所生活から、何かを成そうと心が変化していく。…
読みました。 有吉佐和子さんの小説を読んだことのない人でも紀行ものとして純粋におもしろいです。有吉ファンであってもなくても楽しめます。 時は1969年。パプアニューギニアが独立国となる前の文字どおり未開の地。そういった場所での人々の生活や言葉な…
宗教、仏教、浄土真宗。親鸞。 特にぼくが何か信心深いわけではありません。とっつきにくいものかもしれませんが、宗教はこの世の中で無視することのできないものです。また、そこにはある真理が含まれていることも事実でしょう。 伊藤比呂美さんは「歎異抄…
読みました。 一問一答形式の高橋源一郎さんのお悩み相談です。 高橋さんの回答する時の姿勢は一貫していて、自分が同じ立場だったらどうするか。 そこから見えてくるのは、徹底して個人を尊重する、ということ。そして、自分もその苦しみを与えている立場に…
読みました。 今まで読んだことのある、数ある聞く技術みたいな本の中でもっとも実践的で理論的なものだと感じました。その理由の一つとして、単なる経験から得られたコツだけでなく、それがどうして、そしてどのように臨床的な理論的側面があるか、というこ…
読みました。 骨太な小説だなぁと感じました。 草原の椅子(上) (幻冬舎文庫) 作者:宮本輝 幻冬舎 Amazon 草原の椅子(下) (幻冬舎文庫) 作者:宮本輝 幻冬舎 Amazon
読みました。 骨太な小説だなぁと感じました。 草原の椅子(上) (幻冬舎文庫) 作者:宮本輝 幻冬舎 Amazon 草原の椅子(下) (幻冬舎文庫) 作者:宮本輝 幻冬舎 Amazon
読みました。 最近なんとなく読書から遠ざかっていたのですが、読み終えることができました。本を読むという行為は、簡単なようでいて、案外難しいものなのかもしれません。時間があっても、すぐにテレビをみたりケータイを触ってしまったりしてしまいますし…
読みました。 といってもだいぶ前に読み終わっていたのですが、どう言う感想をもてばよいのかよくわからず、書くのは棚上げにしていました。そして、最近再度読んでみたところで、少し気になった部分だけでも書いておこうと思い立ちました。 なんともひとこ…
会社の労働環境、条件、将来の姿、現状分析とその理由等、勉強になる点がたくさんあります。 日本の雇用条件、特に正規と非正規の違いはもはや差別的な階級制度であり、どれだけ非正規雇用の扱いがどうなっているか、という点は不勉強ながら想像を超える非人…
そのとおりだとおもうことがその通りに書いてあります。 でもそのとおりにすることが難しかったりもする。 それを言葉にし、行動できているのが森さんの面白いところです。 相変わらずのブレなさが読んでいて清々しいし、少しでもこのような要素を持って生き…
考えるとは何か。改めて「考えて」みるとそれは具体的な言葉になかなかできない、という方も多いかもしれません。また、自分では考えているとおもっていても、実は過去の経験や知識を基に反応している、あるいは選択しているだけ、という場合も多いのではな…
読みました。 森田さんは独立数学者です。 森田さんの紡ぐ言葉はどこか詩的というか、客観的に描写しているにも関わらず輪郭が優しく、それでいてなかなか言語化がこれまでされてこなかった感覚的な部分を丁寧にかつフレッシュな形で切り取るような感じがし…
おもしろかったです。 永沢さんは風景を中心にさまざまな作品を発表されていましたが、先日亡くなられたそうです。 画家になるまでの悩みといった人生の選び方がとても印象に残りました。他の本も読んでみたくなります。 なかなか真似のできることではないと…
読みました。 とても面白かったです。もちろん表題のとおり現代思想の入門書として読むことができますが、概念を抽象的に構造化して整理して書いてくださっているので、考え方の本として読むこともできると思います。つまり、どこで思考が止まってしまってい…