pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。

ハジの多い人生

読みました。 岡田育さんという方のエッセイ集です。 本名は岡田育子さんですが、こういう活動をしている時のお名前は子をとって名乗っているとのこと。 名前についてのお話もこの本には書かれています。 この本のハジというのは恥では無く、端の意味。 いわ…

男は語る アガワと12人の男たち

読みました。 阿川佐和子さんのインタビューです。いろんな作家さんたちにお話を聞き、それぞれの考え方や哲学を掘り下げていきます。インタビュー時期自体はかなり前のようで、今では人から話を聞くプロである阿川さんも、色々試行錯誤されていたところが正…

真贋(吉本隆明)

読みました。 短い論考をまとめたもの。 短いけれど、それぞれ真に迫ったことが書かれていると思います。 いろんなジャンルのことについて書かれていますが、なぜ本を読むのか、特になぜ文学を読むのかについては興味深かったです。 指摘されているのは、文…

心とお話のゆくえ

読みました。河合隼雄さんの本は読むたびに改めてそうだよなぁと思わせられることが多いです。 だいたい頭ではわかっていることであっても河合さんが言うとなんか説得力があるのがすごく不思議です。 落とされたと落ちたの話は面白かったです。 落とされた、…

意識のリボン

読みました。綿谷りささんの短編集です。 どれもおもしろかったのですが、「こたつのUFO」が好きだったかな、と思います。 一人の頭の中の思考をずっと覗いているような文章でした。 一人で脳内会話しているのですが、それが退屈ではなく、ずっと読めてしま…

パーマネント神喜劇(新潮文庫)万城目学

読みました。 神様の世界という、普段は除けない世界を 覗かせてもらった気がしました。そんな神様の世界も完璧でなく、上下関係があったり、評価にあたふたしたり。 そんな神様たちも人間の行動に驚かされたり、感心したり、神様の世界もこんなのかぁと想像…

緊張をとる

皆さんは、大事な緊張するでしょうか?ここ一番の会議でのプレゼン、失敗の許されないプロジェクト、などなど。 本書では、いろんなエクササイズを通じて緊張するとはなにか、どうすれば緊張しない境地にいくことができるかということが、ドラマ仕立て、対話…

京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ (朝日文庫)

読みました。 おもしろいです。京都の雰囲気なんかが身近な人にとってはより面白いのではないでしょうか。 総長なのは知っていましたし、ゴリラの人だな〜とは思っていましたが、どんな風に過ごされてきたのかは知らなかったので新鮮でした。 本書ではゴリラ…

子どものための哲学対話

よみました。 哲学って何だろう。考えるって何をすることなんだろう。勉強することとどう違うんだろう。小さいときにそういうことを何気なく疑問に思った人も多いのではないでしょうか。 この本は、小さな子供だけでなく、何かに迷ったり、悩んだりしている…

私をくいとめて

綿矢りささんの小説です。 彼女の小説を読むと、同じことかけそうで書ける人は二人としていない、と強く思わせられます。 それは、なんてことのない日常を切り取っているのだけれど、そのリアリティや切り取り方が他の人の追随を許さないものになっているか…

坊さん、ぼーっとする。

ありがとうって言わなくてもいいよ。という言葉を長女からかけられたというエピソードが語られていました。 詳しくはどんな文脈かわすれてしまった、その言葉だけを覚えている、ということだったのですが、自分もここを読んで非常に印象に残りました。 たぶ…

あなたの知らない脳

読みました。 プログラムが急速に進化した後、わかってきたことはジョークを理解したり、友達を見分けたりといった「単純な」問題を解明する方がよっぽど難しいということだそうです。私たちが迅速に、無意識にお、効率的にやっていることはモデル化が難しく…

自分のことは話すな!

話題どろぼうしがちな人に有益な本かと思います。 僕は必ずしも聞き手に徹することが、良い聞き手になるとは思っていないのですが、それでもやはり人の話を奪ってまで話しちゃぁいけないな、と思いました。気を付けたいと思います。 意外とバッサリ書いてい…

天才はあきらめた

読みました。 良い本です。こんなに努力家の人いません。本人は嫉妬のエネルギーと言っていますが、そこまで努力できる、それ自体がが才能やないか、と思います。 相方とコンビを組むたびに、何度もやってしまう暴君山里。じぶんでも抑えきれずにそのモード…

手のひらの京

読みました。 京都に住む三姉妹、綾香、羽依、凛。それぞれに性格が違って、それぞれに生き方も違う。そのそれぞれの心情が丁寧に描かれていて、それぞれに家族、自分を大事にしていて、故郷に対する思いを持っている。それぞれに繊細で、愛があり、互いに思…

森毅ベストエッセイ

よみました。 もう五年前ですね。「数学受験術指南」を読んでたんですね。森さんの本はいつもゆるくて、でも本質をついていて、それでいて厳しくも優しくて、ためになる。そんな言葉がたくさんちりばめられています。 「なぜ人は生きているか」なんていう、…

献灯使

表題作を含む短編集です。 人間がいなくなった世界、人間がもはや人間としての形を成していない世界が描かれます。そのような世界の描写を通じて、「人間的なものとは何か」が浮き彫りにされていくような感覚です。そして、決して絶望的ではなく、そこにはそ…

転職と副業の掛け算

読みました。 転職や副業を考えている方だけでなく、そうでない方も読んでみると、その組織の中でどのように働くべきか、ということに意識が向くようになると思います。 本書の著者の方も転職や副業をされています。ただ、それをすべての人に押し付けている…

本屋、はじめました

「本屋、はじめました。」 自分もそう言いたい。読んでいると、自分ならどんな本屋を作り、どんな場所にしたいか、と考えてしまう。それを考えていると、自分と本との関わりがどんなものだったか、が自然と思い出されます。 僕は結構田舎で育ったので、そん…

虐殺器官

よみました。 読んでまず思うのは、ストーリーの疾走感。テーマは重いにも関わらず、一度読み始めると読者の目を次の文へと引き込む工夫が随所に見られます。例えば、能動態の多用。能動態の短文を続けると、読み手には前に前にいく疾走感が生まれると思いま…

Giri/Haji

ネットフリックスで見れます。 日本のドラマかと思いきや、英国BBC作成です。 こういった外国の制作会社が描く日本はだいたい実際とは違っていて、見ているとそこに目が行ってストーリーに集中できないこともあるのですが、このドラマは全くそのようなことは…

「聞く力」こそが最強の武器である

読みました。 「元外交官の」と書かれていたので、興味を持ちました。 内容としては、「人の話を聞く」力について、よくある話や科学的な知見をうまくまとめて読みやすくした本です。心構えはよくわかるとおもうので、ざっくりと知りたいという方におすすめ…

未必のマクベス

読みました。 「これほど素晴らしい小説はそうあるものではない。」という帯に引き寄せられました。内容はというと、経済小説のようなミステリーのような、少し恋愛もあるような小説です。主人公は商社マンみたいな感じなので、そういったことに興味のある人…

誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義

よみました。 偉人は異人だったということ。 最初はだれからも理解されない。後になって理解される。 そのことをちゃんとわかって社会を設計していくこと。それが歴史を学ぶこと。 誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義 作者:松岡 正剛 …

レプリカたちの夜

読みました。 なんとも感想を書くのが難しい小説です。 強いていうなら、レプリカの意味するものとは何か。それは自分を自分たらしめるもの、存在というものについて考えさせられる小説だったとおもいます。 レプリカたちの夜 (新潮文庫) 作者:一條 次郎 出…

絶対に失敗しない話し方の技術

いわゆるノウハウ本です。 さまざまなノウハウを一冊に詰め込んだため、各論の内容は薄いかと思います。 ただ、何に気をつければいいかはよくわかりました。 実践に移すには他の本も参考にした方が良いかもしれないと感じました。 絶対に失敗しない話し方の…

みみずくは黄昏に飛びたつ

あけましておめでとうございます。 小説についても書きたいなぁとおもいつつ、まとまったことがかけず、手が進んでいません。 なので、今回は小説よりの本を紹介したいと思います。 村上春樹は、多くの人が一冊は読んだことがあるのではないでしょうか。好き…

i(アイ)

読みました。 西さんの本は人の内面を上手く描いていて、それがいろんな読者の琴線にふれるのだと思います。 特に面白かったのは、 でも、もし今、またあの時にもどったとしたら、また同じことをする気がする。 という一文。この感覚は他に読んだ本でもよく…

沈黙する知性

読みました。 対談形式となっているので、読みやすいと思います。 そうだよなぁ、わかってるんだけどなぁ、できないんだよなぁ、ということも含め、読むとやはり勉強になります。 まず、知性・知的能力といったとき、何を意味するか。 それは、「こうだった…

新・リーダーのための教養講座

よみました。 教養とは何か?考えたことのあるようで、実はあまり深く考えたことのない問題。 なぜ教養が必要なのか。教養とは何に役立つのか。 本書では、とても端的にかつ的確に教養とは何か、教えてくれます。 「教養とは、解を一つだと思わないこと。」 …