pleetm's blog

日々考えた事や読んだ本について書くブログです。自分の書いたことって相手にどう伝わるのか、興味があるので、お時間ある方はコメントしていただけると嬉しいです。このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

ターミナル

 みました。

ある事情から入国許可が下りないことが理由で、ずっと、ニューヨークの空港のターミナルで待っているという話です。空港の中でいろいろな人と出会い、ドラマが起こる。

主人公は自分の目的のためにただ無心でやっているだけなのですが、それが自ずと人を巻き込んでゆく。人を幸せにしていく。

自分にはそんなことはなかなかできないのですが、いいなとおもいました。

どういう話かわからず見たのですが、面白かったです。

トムハンクスに代わりがいないと思いました。

ターミナル (字幕版)

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ターミナル [Blu-ray]

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食べて、祈って、恋をして

 見ました。

何とはなしに見ましたが、女性目線とはこういうことなのかな~と興味深く見ることが出来ました。

食べて、祈って、とありますが、女性はやはり、旅に恋を求めているのでしょうか。

 

 

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書 (RHブックス・プラス)

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幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

 読みました。

「嫌われる勇気」は対人関係におけるストレスを大いに軽減したと思います。良い効果がある一方で、「嫌われる勇気」という言葉が一人歩きし、その言葉を誤解したような言動をするような人も増えたような気もしていました。また、ちゃんと読んでも、内容を行動に変換するにはなかなかの困難を伴うことが多い部分もあったように思います。

本書は、前著で説明不足だったところを丁寧に説明を補足してくれているようにおもいますし、その上で、新しい概念の導入もなされています。

アドラー心理学は哲学

この点は非常に自分のなかでももやもやした部分でした。心理「学」なんだろ?科学的なんじゃないの?客観的にみて正しいものなんじゃないの?と感じていて、いまいち信じれなかった自分がいました。

だけど、アドラー心理学は「哲学」でした。哲学とはなにか?それは「生きる態度」なのだと書かれています。そう、アドラー心理学は、心の中に指針としておいておけば良いものだったのだと気付きました。

話は変わりますが、「科学」自体もやはり宗教的であったり、哲学的であったりという背景を持ちますので、実は何も矛盾することではないと後で気づきました。

尊敬とは

尊敬とは、人間の姿をありのままに見て、その人が唯一無二の存在であることを知る能力のことである。 

 

尊敬とは、その人が、その人らしく成長発展していけるよう、気づかうことである。

とかかれています。「尊敬する」ってすごく体力のいることなんですね。相手と向き合った時、相手のそのままを見る。そのままを見るということ。これって実は科学的な態度なんではないでしょうか。アドラー心理学は哲学だけど、その態度はじつは科学的であろうとする態度そのものなのではないでしょうか。

「他者の関心事」に関心を寄せる

相手を尊敬し、ありのままに見る。その具体的な一歩。それは、

「他者の関心事」に関心を寄せる。

ということ。言い換えると、

「他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じること。」

どうやったらそんなことができるのか。アドラーの提案は、

「もしもわたしがこの人と同じ種類の心と人生をもっていたら?」と考える。

ということ。これが「共感」という他者に寄り添う時の技術であり、態度だと説きます。

つまり、自分が相手だったらどうかと想像を巡らせる。寄り添う。他者との距離を縮め、自らが飛び込む。

そして、それは愛するということ。

愛するとは

愛するとは、何の保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。

 自分を委ねるためには、自分を信じてあげないといけない。自分への愛を周りに分け与えていくイメージでしょうか。

別れるために出会う

われわれに与えられた時間は、有限なものです。そして、時間が有限である以上、すべての対人関係は「別れ」を前提に成り立っています。

 

すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすら「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける。

いま、この時の出会いが別れでもあると考える。そうすれば、その人との最良の別れにむけてその瞬間を有意義にできるのではないでしょうか。

生物学的に、自分という人間は、瞬間瞬間に変わり続けているといいます。つまり死に続けているのです。対人関係も同じなんですね。 その時の出会いを死に向けて全力を傾ける。そういう気持ちを持てれば、心の態度も変わってくる気がします。

運命の主人公になる

 未来が見えないこと、それは未来に可能性があるということです。われわれは未来が見えないからこそ、運命の主人公になれるのです。 

可能性の中に生きて、外に出ようとしないことを批判しているのもアドラーなのですが、可能性とは未来と捉える。何も見えないことは、自分が主人公だということ。

 

1日を大事にしよう。

 

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

 

 

 

pleetm.hatenablog.com

 

 

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ごはんぐるり

読みました。

西さんは感覚が澄んでいます。身体で捉えるということに重点を置いていると思います。

西さんの文章は、大人になっていく(年をとっていく)自分と、それに取り残されている内面 の自分との違和感を繊細に捉えて表現していると思います。

西さんが体験することは、一般の人も体験するのと同じような、何気ないことなんだけど、その感受性がすごく敏感で、しかもその感覚を言葉にできるというところが、多くの人が共感できる理由なのではないかと思います。

人間らしさ

西さんは人間らしさが好きと書いています。なんでも正解を選びすぎてると信用ならない。その人のいびつな部分、変態性がその人の人間らしさなんだと言っています。

その人が、欠点などを隠そうとしても隠しきれないところや、見えないところでやっている努力とか、明るく見せて実は悩んでいる部分とか、その人から滲み出てくるもの、それが素敵なんだと思います。

そして、それを人に見せられる心を持っている西さんのことをみんな好きなんだと思います。

お洒落

着飾ることではない、みせびらかすことではない、自分の心地良いことを、貫き通すということ、それがお洒落なのだと私たちだって実は、知っているのだ。  

フィンランドには日本の「お洒落」に当たる言葉はないそうです。フィンランド人がやっていること。それは日本人から見たらお洒落に見える。だけど、彼らは「心地いい」と思ってやっているだけ。

心=身体に素直に行動しているんですね。行動の決定に自分との対話を伴っているのだと思います。周りの目や常識とかじゃない。心と身体の声に耳を澄ませることはすごく大事なことだと思います。日本人だって、それを忘れたわけじゃないはず。フィンランド人をみて、「お洒落」と思えるんだから。

味噌汁

私はいつから、味噌汁に出汁をいれることを覚えたのだろう。
初めての朝食を作ってから、今朝の朝食を作るまでの間に、私はどうやって大人になったのだろう。そもそも大人になど、なれていないのかもしれない。
あのときの勇敢な私は、もう、うんと遠くにいる気がするのだ。

これ、読んで、じーんときました。いろんなことを素通りして、あの時のような感覚で物事を感じなくなっている。大人になるってもっとかっこいいことじゃなかったっけ?なんか小さいころ考えてたような大人になれてないんじゃないか?と思ったりします。

年齢を重ねると、生きるということに器用になっていく感じがします。でも、それは、心に一枚薄い壁をたてて、100%では受けないようにしていくことのように思います。それによって、うまくいくことも多いんですけど、肝心な時には、やっぱり100%で受けなきゃいけない。

壁をなくす練習も時にはしとかなきゃ「あのときの勇敢なわたし」は永遠に自分からいなくなっちゃうんじゃないか。自分のどこかに「あのときの勇敢なわたし」がいてほしい。

それが、自分と自分以外の人を理解することにもつながるのではないかと思っています。

ごはんぐるり (文春文庫)

ごはんぐるり (文春文庫)

 

 

 

ごはんぐるり

ごはんぐるり

 

 

戦略がすべて

よみました。

世の中の見方の鋭さは群を抜いているのではないでしょうか。分析力がすごい。

RPGは資本主義ゲーム

RPGには分業と熟練をベースに各人の強みを活かしたバランスの良いチームを作り、勝ち抜いていくという資本主義のエッセンスが凝縮されている。

しかも、そのゲームの攻略法でパフォーマンスの質がわかるといいます。

不確実な状況において効率よく解を見つけ、組織の中で 他のメンバーと差別化して組織目標に貢献する。

つまり、

ひたすらレベル上げするタイプか、多少のリスクをとり、ゲームの全体像を把握してショートカットを出すタイプか。組織のトッププレイヤーには後者が多い。

と述べられています。確かにこのような傾向はあるかもしれませんが、トッププレイヤーたちは、上記の能力に加えて、「ゴールは何か?」という問いを立てる能力も優れているのではないだろうか、と思います。この2つの能力を身につけた人がトッププレイヤーとして活躍できているのではないでしょうか。

人とコンピュータの融合

コンピュータはそのアルゴリズムによって人の趣味・趣向を分析し、その人に適したコンテンツを提供してきた。その結果、人の趣味は自分の範囲に収斂し、「タコツボ化」してしまっている。

そして、

その結果、様々なコンテンツはコモディティ化し価値が下がってくる。
新たな価値を生み出すのは、このデータベースとそれを戦略的に判断するという人の能力とを組み合わせたハイブリッドモデルである。

ここで述べられている戦略的な判断というのは、つまり、

仮説の構築能力、「もし〜だったら・・・」と考える能力。全く異質な2つのものをつなげて価値を生み出すという能力は人間しか持ち得ないもの。

であると書かれています。

会社を評価する3つの市場:商品、資本、人材

どのような人材が、どの企業からどの企業に移ったか。それが企業の先行指標となりうるインサイダー情報である。

人材市場からわかること、それは、

淘汰される企業は社会に必要とされているものを必要なコストで提供できていない。

ということ。

個人はどうあるべきか?

コモディティ人材にならない。

・今いる分野を再点検する。業界のことを知り尽くし、新しい仕組みについてアイデアを持つ。

・勝てる土俵で徹底的にやる。

自分の意見を固定しない。

自分は絶対間違っていないというバイアスが生まれ、都合の情報のみ取り入れしまう。

だから、

自分の仮説と逆の考え方や事実を探し、それがどの程度信頼出来るのか、という反照的な視点で確認していく。

科学的でありたい、そしてそれこそが俯瞰的な視点の訓練になる。世の中を、エネルギーをかけて見てみる。生き方にもつながるように思います。

イノベーションとは

異質な2つをつなぐ。隠された武器庫は、自分の知らない思考様式、学問体系、先端的な知識。

とにかく、自分と違う考え方に触れるということがイノベーションにつながるのだとおもいます。

意思決定の3レベル:戦略・作戦・戦術

日本は、戦術、作戦レベルで勝つことができても、戦略がないために最終的に失敗する。日本の特質になっている。状況の変化に対応出来ず、自己革新と合理性の追求ができない。戦争もブラック企業も、メーカーの没落も同じ。

痛いほどわかります。社会もそうですが、個人。この意思決定の苦手な感覚がずっと染み付いてしまっている。そんな気がしています。

戦略的思考で分析する

すべて紹介できなかったのですが、戦略的な思考とは、以下のようなことかな?と思っております。

・アナロジーの利用

・勝てる土俵を分析する

・不都合な情報を取り入れる

・社内外のネットワークを構築する

・プラットフォーム(顧客・プレイヤー・参加者)という目線で見る

・ブランドの価値の作り上げ方

 

 

 

戦略がすべて (新潮新書)

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リーダー論 (講談社AKB48新書)

読みました。

AKBの本ですが、それを理由に読んでないという人は損してる!とおもえる本です。リーダーになる人もなりたい人も、そうでない人もどんな人が読んでも面白いと思えるところがあると思います。

こんなことが書かれています。

誰もがリーダーになるわけではない。だけど、リーダーの仕事を理解することはチームのメンバーにとっても意味がある。それは、チームのことをより客観的に見つめる視線が得られるからだ。

 視点には一般的に3つあります。①自分の視点、②相手の視点、そして③俯瞰的な視点です。俯瞰的な視点を持つのは難しいと思いますが、リーダーという仕事を通してその視点を鍛えることができる。そして、リーダーでなくても俯瞰的な視点は大事だと感じました。

親友のまっちゃん:自信をくれた言葉

他人から、ふとしたことで褒めてもらうこと。これが本人の自信にすごくつながったのだと思います。認めてもらったということもあるかもしれませんが、自分のことを見てくれてる人がいる、という安心感が自信につながったのではないでしょうか。

年上を引っ張る

媚びはしないが、たくさん練習し、きちんと行動することでとにかく嫌われない年下でいようというスタンスで行動する。年上のメンバーはそういう年下のリーダーを可愛く思ってちゃんとやってくれる。

リーダーは年長者とは限らないと思います。このようなスタンスを意識すればチームはうまく動き出すのかもしれません。また、年下の人間をリーダーに抜擢することの意義にもつながると思います。

自分の人生の主人公は自分

誰もがセンターという主人公ではない。それぞれに物語があり、それぞれの主人公になる。そのことに気付けるのは、挫折という新しいスタートの合図があったから。

まず、努力して、やってみて、ダメだと知る。それこそが経験であり、成長。新しいスタートの合図、という言い方、すごくいいと思いました。

自分に向いているもの

自分なりに学んだり、模索したりして「無理せずやり続けたいと思える」ことが自分に「向いている」ということ。

自分に向いてることってなかなかわからないです。向いていることとやりたいことが違う時もあるし。でも、「何をやっている時楽しいか?」という問いは結構難しいけど、「何をやっている時苦じゃないか?」と問いを変えてみると少し見晴らしが良くなるような気もします。

アドバイスとは選択肢を増やすこと

人に相談されると、つい「こうしたほうがいいよ。」と言いたくなる。だけど、アドバイスするということは、可能性を広げもするけど狭めもする。だから、選択肢を増やしてあげる気持ちで、「私もこうだったんだ。」と同調を示して、「こういうのもあるんじゃない?」と応える。

ついつい口出しをしたくなったり、自分の正しいと思うことを押し付けてしまったり、そんな衝動は一旦置いておいて、相手に寄り添う。相手の気持ちを尊重して、考えを整理してあげる。これだけでもよかったりするんだと思います。人にアドバイスするということは人の行動に影響を与えてしまう可能性もある、結構重大なことなのだと思います。

コミュニケーションはやまびこ

自分の気持ちが相手に移って、返って来る。その往復運動を意識する。そうすれば人に優しくありたいと思うし、冷静でありたいと思える。

 悩む時間が未来を作る。

課題を与えられた時にノーと感じる自分がいたならその気持ちを忘れてはいけない。
そうじゃなければすべてを自分で選択しなければならない時、自分で自分に課題を出さなければならなくなった時、からっぽの自分に出会うかもしれない。

自分で悩んで選択すること。自分なりに必要性や重要性を咀嚼してやること。それだけで、ただ漫然とやるのとではぜんぜん違う。これを常に意識してやっておかないと、一人で考えなければいけなくなった時、YES/NOどちらを選んでも良いとなった時、楽な方・考えない方に流されてしまうかもしれない。まさに選択の連続が自分を作るということなのだと思います。

 

以上のように、とても実践的な技術論になっているので、何かつかえるものに出会えると思います。 

 

リーダー論 (講談社AKB48新書)

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ワン チャンス

みました。

面白かったです。

才能があってもなかなか自分に自信のもてない主人公。

それを無理やりにでも引っ張って行ってくれる妻と仲間。

失敗しても、何かにトライすることに背中を押してくれる周りの人たちに恵まれて、主人公は自分の自信を発見できたのだと思います。

主人公にも当然感情移入できました。だけど僕は、その人が本当に必要としていることを提供できる周りの人たちに感動しました。その時には嫌だと思われても、必要な時には厳しいことを言い、おせっかいができる、そういう人になりたいと思いました。

「親の力量は、子供が自分よりどれだけ上に行ったか。」だと言ってました。いい言葉です。これ、友人でも同じですよね。自分の友人の背中をどれだけ押してあげられるか。自信をもたせてあげられるか。信頼してあげられるか。それが人を前に進ませるのだと思います。

ワン チャンス [Blu-ray]

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コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか

読みました。

おいしいコーヒーの入れかたを紹介している本は数あれど、ここまでコーヒーをちゃんと科学できている本は少ないのではないでしょうか。

「技術」や「コツ」というのは、素晴らしい部分もあるのですが、やはり経験則であって、本によって書いてあることも変わるし、仕組みを理解できていないので、型を習うしかできないというところがあると思います。

この本はコーヒーを「科学」しているので、この本を読めば、その他の様々な「コツ」についても、なぜそうしたのか?をよりよく理解できますし、自分の好みを見つける近道になると思います。

また、科学がきらいであって、コーヒーが好きであれば、コーヒーを通じて科学の楽しさを感じることができるようになっている点も素晴らしいです。

では、いくつかコーヒーについてもっていた疑問について、少し紹介していきましょう。

抽出方式

コーヒーには様々な抽出方式があります。ドリップ、プレス、サイフォンなどいろいろあると思います。これらの違いをわかり、かつ自分の好きな抽出方式までわかっている人はどれほどいるものでしょうか。 

本書では抽出の原理を「透過抽出」と「浸漬抽出」という原理で説明しており、それぞれの特徴を説明しています。

特に、一般的に使用されるドリップは抽出原理から言えば「透過抽出」です。ドリップする場合、コーヒーの味を左右するものは何か。大きな要因として、流速が挙げられます。コーヒーの成分には水に溶けやすいもの、溶けにくいものがあり、流速によりその抽出具合が変わります。これがコーヒーのコクや旨味に影響を与えています。つまり、流速を変えることでコーヒーの味が変わる理由は、成分の抽出具合にあったわけです。

また、これで、最初コーヒーに少しお湯をかけて蒸らす理由もわかりますね。一旦ゆっくりすることで、おいしい成分を抽出しているわけですね。

もう一つ大事なのは抽出時間です。コーヒーはおいしい成分が前半に、苦味などの成分があとから出てくることが多いようです。だから、ずっと抽出していると雑味がどんどん増えていくということのようです。だから、お店でのドリップはだいたい3分くらいと決まってるんですね。

泡の正体

ドリップしてると、最初お湯を垂らした時にぷくぷくっと泡が出てきます。これは何か。まめに含まれている炭酸ガスとのこと。ただ、気泡になるということはそのガスをシャボン玉のように覆っているものがあるはず。これは界面活性剤(洗剤みたいなもの)であるとのこと。

ドリップ中に泡を落とさないようにするということを聞いたことのある人がいるかもしれませんが、実は苦味などの成分は油滴や微粉であり、これはドリップ中に発生している泡に吸着しているようなのです。だから、ドリップ中の泡は落としちゃダメなんですね。

他にもいろいろ書いています。日々のコーヒーの条件を記録するだけでも面白いかもしれません。

 

 

とにかく、おいしい珈琲が飲みたい

とにかく、おいしい珈琲が飲みたい

 

 

人の気持ちがわかる人、わからない人~アドラー流 8つの感情整理術~

読みました。

人間関係のストレスは、「価値観の扱い方」に原因がある。それとうまく付き合っていくやり方を教えてくれており、とてもわかりやすかったです。

そして、

「人の気持ちがわかる人」

=「自分の良いところを見つけるのが上手」

=「出来事の良い側面を覚えている。」

=「自分は運がいいとおもっている。」

=「自分の気持ちを上手に扱うことができる」

というようなことが書かれていました。人の気持ちがよくわかり、うまく扱えるということは、結局、自分の感情もうまくコントロールでき、何よりも自分に満足感があるということなんですね。

他にも、よんでいて覚えておきたいな。と思ったことを書いておきます。

相手の関心に関心をもつ。

相手に関心を持つのではなくて、「相手の関心(悩み、課題)」に関心を持つ。そのためには、相手が置かれている状況や情報を集めた上で相手の立場に立って考える。相手の感情を想像してみる。

そして、相手が「楽しい気持ち」になってくれるように、相手が何を楽しく感じているかに意識をむけてコミュニケーションする。

それをうまくできるためのツールとして、

・反対からの言い換え:飽きっぽい→好奇心が旺盛

・「いいね」、「具体的には?」、「他には?」のあいづち

・自分の弱みを見せる「自己開示」

が紹介されていました。「自己開示」はいまいちタイミングがわからなかったのですが、残りの二つはすぐにも実践できそうですよね。

選択肢でまよったら?

その選択肢を選んだ場合の○年後の自分の気持ちを想像してみる。○年後は自分の想像しやすい数字で良いそうです。想像してみて、気持ちのいいものを選ぶと良いみたいです。とても納得できました。

ネガティブからの脱出方法?

相手の嫌なところを思いつく限り挙げて、「他には?」と問い続ける。出てこなくなったところで、「とは言え、良いところはどんなところ?」と問うてみる。すると、脳は良いところを探そうと検索エンジンが働き始めるそうです。これ、いろんなことに応用できそうですね。

人の気持ちがわかる人、わからない人~アドラー流 8つの感情整理術~

人の気持ちがわかる人、わからない人~アドラー流 8つの感情整理術~

 

 

僕はあと何冊の本を読めるのか?(自分を変える読書術を読んで)

 読みました。

 自分はあと人生であと何冊の本を読めるのか?

年間100冊の本を読んだとして、30年で3,000冊の本を読むことになります。他方、出版されている本の数に目を向けてみると、日本では1日に200冊の本が発売されているとのこと。この数字を単純に比較するだけでも、すべての本を読むことはおろか、本当に一部の情報しか手に取ることができないのだということがわかります。このような本の大海原の中で、何の指針もなしに本を選び、読み、それを航海していくということは本当に無謀に近いことのようです。

そんな中、今までは乱読に近い方法で読んできたが、それだけでは自分に残るものが少ないのではないか?有限な時間の中でただ漫然と本を読んで勉強した気になっていて良いのか?などと思い、読みました。

本書には、これから本を選ぶ時の参考になるようなことや、その他にもおもしろいことが書いてありますのでオススメです。

4:3:3の法則

本を読むのは4:3:3の法則が良いとのこと。

4:ビジネス書(仕事に関係すること)

3:小説(感受性を豊かにすること)

3:その他(生物、歴史、軍事、哲学)

これが黄金の比率だということです。自分の選書時の参考とできる数字ではないでしょうか。

自分を変える方法?

自分を変えたり、人生を豊かにするにはいろんな方法があるけれど、読書は一番安くて、効果の上がりやすい方法だと書かれています。だからこれをやらない手はないでしょう!というのが本書の主張です。

コンサルティングとは?

問題を明確にすること。それをグラフにより表現すること。

X軸とY軸からなるシンプルなグラフが問題をあぶり出し、進みゆく方向を教えてくれる。と書かれています。

つまり、グラフにできるということは問題の要点を掴んでいて、原因と結果の関係性を理解しているということに他ならないのだと思います。

 

また、坂井三郎さんの本がイチオシされています。

僕も大好きなので再読したいと思います。

 

自分を変える読書術  学歴は学<習>歴で超えられる! (SB新書)

自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる! (SB新書)

 

 

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